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ソニーグループは18日、インターネット上の仮想空間「メタバース」の関連サービスを強化する方針を発表した。メタバースを通じた音楽やゲームの提供を新たな成長事業と位置付ける。

同日の経営方針説明会で吉田憲一郎会長兼社長CEO(最高経営責任者)が明らかにした。ソニーの2022年3月期連結決算は、音楽や映画、ゲームのエンターテインメント分野が売上高の5割を超える主力事業となっている。
吉田氏は「メタバースはゲーム、音楽などが交差するライブネットワーク空間だ」と述べ、ソニーの強みを生かした事業展開ができるとの認識を示した。すでにソニー・ミュージックエンタテインメント所属の歌手がメタバース上でコンサートを開くなど、新しいライブ体験の提供を始めている。
ホンダと提携した電気自動車(EV)の開発については、安全性の向上に欠かせない車載用センサーなどを挙げ、「貢献できるところに集中していく」と語った。