秋田内陸線で今月3日、観光列車3両を連結した「鉄の3兄弟」の試乗会が行われた。製造された順番で長男の秋田マタギ号、次男の笑EMI号、三男の秋田縄文号に約20家族が乗り込み、秋田県北秋田市の阿仁合駅から比立内駅までの間を往復運行した。
大又川橋梁を走行する「鉄の3兄弟」(3日、北秋田市で)
沿線一の絶景ポイント「大又川
橋梁
」では、列車がまるで空中遊泳するように渓谷が連続する里山地帯をゆっくり走行した。
鉄印帳を集める旅で両親と乗車した茨城県日立市の小学4年の男子児童は「畑と森と川がある所を走る。秋田縄文号は模様が格好いい」と話した。