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三井物産は20日、豪州の森林資源への投資管理会社ニューフォレスツの株を追加取得し、出資比率を現在の約23%から49%に高め、筆頭株主になると発表した。野村ホールディングス(HD)も41%の株を取得する。森林の適切な管理を通じて、温室効果ガスの排出量削減や森林の有効活用を図る。
ニューフォレスツは投資家から資金を募って豪州で110万ヘクタールの森林を管理・運用しており、木材やウッドチップ、二酸化炭素の排出権としての活用を手がけている。出資を機に三井物産と野村の国内外でのネットワークを通じて投資を呼び込み、アジアや南米、アフリカなどの森林にも事業を広げていく考えだ。