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ソニーグループは30日、長崎県諫早市の半導体工場を増床する計画を明らかにした。2023年をめどに最新の生産棟を約6割拡大し、スマートフォンのカメラに使う画像センサーを増産する。世界的な需要増加に対応する。

諫早市の工場では、スマホのカメラ向け「CMOSイメージセンサー」を生産しており、今月に増床工事に着手した。五つある生産棟のうち最新の1棟を約1万3700平方メートル広げる。投資額や増産の規模などは明らかにしていない。
ソニーは、スマホカメラの高画質化に伴い、高機能センサーの需要が伸びるとみている。自動運転の普及に伴い、自動車向け需要の拡大も見込める。グループ全体で21~23年度の3年間で、画像センサーの生産設備に9000億円を投資する計画だ。