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トヨタ自動車が23日公表した2022年3月期の有価証券報告書によると、豊田章男社長の役員報酬は前年(4億4200万円)の約1・5倍となる6億8500万円だった。トヨタの歴代社長で最高額となった。同期の連結決算(国際会計基準)で営業利益が2兆9956億円と日本企業として最高を更新した業績などを反映した。
トヨタの役員報酬は、営業利益と株式の時価総額の変動率などから算出され、社外取締役らによる会議で同意を得て決められる。さらに今回から、役員ごとに成果を評価する個人別査定を社長らにも適用したことで報酬が大幅に増えた。
報酬が最も多かったのは、ジェームス・カフナー取締役で9億600万円だった。最高経営責任者(CEO)を務めるトヨタ子会社のウーブン・プラネット・ホールディングスでの職責を加味した。