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三菱商事とマルハニチロは30日、国内でアトランティックサーモンの陸上養殖に乗り出すと発表した。合弁会社を設立し、富山県入善町に養殖施設を建設する。年2500トンを生産し、27年度からの出荷を目指す。養殖に適した海域が限られる中、国内企業が技術を持ち寄り、国産サーモンを陸上で安定的に生産したい考えだ。

新会社の出資比率は三菱商事が51%、マルハニチロが49%となる。黒部川の伏流水と富山湾の海洋深層水を使い、飼育槽の水は
三菱商事はノルウェーやチリでサーモンの海面養殖を手がけており、マルハニチロはサクラマスの陸上養殖の知見を持つ。両者のノウハウや人工知能(AI)などを駆使して、効率的な生産を目指すという。