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KDDIの通信障害に関する3日の記者会見で、高橋誠社長との主なやり取りは次の通り。
――昨年10月のNTTドコモの大規模障害など、他社や自社の過去の教訓を生かせていたか。

「過去や他社の事例を受けて、設計は見直している。バックアップが十分対応できる設計・想定でやっていたが、事故を起こしてしまったので、結果として計画が甘かった。今後検証を行っていく」
――個人や法人に対する補償は。
「一律に補償をするかはまだ回答を持ち合わせていないが、個人・法人を問わずご迷惑をおかけした。今回の障害の内容を見た上で、検討していく」
――経営責任は。
「これだけの大きな事故を起こしてしまい非常に申し訳なく、当然経営者として大きな責任がある。重大な事故として捉えて、まず障害を収束させることを第一としている」
――IoT(モノのインターネット)を進める立場としての反省は。
「通信会社は、これからのDX(デジタルトランスフォーメーション)時代を支えるために重要だという認識は持っている。今回の事故は物流、自動車、気象など色々なところに影響があった。非常に重要な立場と再認識し、しっかりネットワークを守っていきたい」
――ホームページで利用者に周知しても、ネット利用に制限があると見られない。
「パソコンでご覧いただけると思い、ホームページに障害情報を掲載した。周知が十分ではなかったという指摘は