メモ入力
-最大400文字まで
完了しました
ローソンは4日、各地の希少なブランド米だけを使ったおにぎりの販売を始めると発表した。7月から来年5月まで、2か月ごとに異なるブランド米を使った商品を投入する。おにぎりの売り上げの3割増を目指し、地域のブランド米の認知度向上にも貢献する考えだ。


使用するのは北海道産の「ふっくりんこ」「ゆめぴりか」、山形県産「雪若丸」、石川県産「ひゃくまん穀」、富山県産「富富富(ふふふ)」、福井県産「いちほまれ」の6種類。
「日本おこめぐり」として、各ブランド米の特長に合う具と組み合わせる。第1弾は、ふっくらとした食感の「ふっくりんこ」を使った「塩にぎり」(税込み108円)と、同じ北海道産の秋サケと大葉みそを具に使ったおにぎり(同160円)の2種類で、5日から全国約1万4000店舗で販売する。
ローソンはこれまでも、希少なブランド米を使ったおにぎりを産地周辺の店舗で限定販売してきたが、全国で発売するのは初めて。
竹増貞信社長は4日の記者会見で「いろんなものが値上がりしているが、コメの価格は安定している。味が一つ一つ違うコメのおいしさを全国で知ってもらい、食糧自給率(の上昇)に貢献したい」と力を込めた。