水素・アンモニア貯蔵タンク、コンビナートへの整備に補助金…経産省が70億円公募

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 経済産業省は、製油所や発電所などが並ぶ臨海部の石油化学コンビナートの脱炭素化を進めるため、次世代燃料の水素やアンモニアを貯蔵するタンクを整備する事業などに対し、計70億円の補助金を支給する。

 参画する企業を7日から公募し、年度内に補助金を出す。石油元売りと化学メーカーなど燃料の供給側と需要側の企業が連名で応募することを想定している。水素やアンモニアの貯蔵タンクやパイプラインなどを整備する際に、費用の3分の1を補助する。

液化水素運搬のための貯蔵タンクなどが整備された神戸港(3月16日、読売ヘリから)
液化水素運搬のための貯蔵タンクなどが整備された神戸港(3月16日、読売ヘリから)

 資源エネルギー庁によると、石油化学コンビナートが立地する臨海部から排出される二酸化炭素(CO2)の量は、日本全体の約6割を占める。経産省は全国9か所にある大型コンビナートのうち、複数をモデル地域に指定し、水素やアンモニアの受け入れ、貯留などを行う拠点に転換する考えだ。先行してタンクなどを整備する企業に補助金を出すことで、コンビナートの脱炭素化を主導する役割を期待している。

 燃やしてもCO2が出ない水素やアンモニアは、発電や船舶向けの新たな燃料として活用が期待されているが、専用設備を整備するコストが課題だ。普及にはサプライチェーン(供給網)の構築が求められ、政府が支援を強化している。

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3143853 0 経済 2022/07/06 05:00:00 2022/07/06 00:19:42 2022/07/06 00:19:42 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/07/20220705-OYT1I50191-T.jpg?type=thumbnail

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