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東京海上ホールディングスは1日、東京・丸の内で建て替える新本店ビルのデザインを公開した。柱や床に耐火性の高い国産木材をふんだんに使う。環境に配慮し、一般的なビルに比べて、二酸化炭素(CO2)の排出量を3割程度減らせるという。


東京海上の本店ビルは、東京駅と皇居を結ぶ行幸通りに面している。新しいビルは高さ約100メートルで、地上20階建て。デザインは、関西国際空港ターミナルビルを手掛けたイタリアの建築家、レンゾ・ピアノ氏の事務所が担当した。2024年末に着工し、28年度の完成を目指す。
戦後植林された国産材の多くは利用期を迎えている。活用により、林業の再生につながることも期待する。