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大型連休 密集避ける過ごし方の工夫を

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 新型コロナウイルスの流行が収束しない中で、大型連休が始まった。

 感染のリスクを抑えるために、どう過ごしたらいいか。一人ひとりの工夫が問われよう。

 東京都は5月6日までを「ステイホーム(家にいよう)週間」と位置づけ、外出自粛の徹底を呼びかけている。埼玉、千葉、神奈川各県とも協力し、1都3県の共同キャンペーンとして展開中だ。

 医療崩壊を防ぐには、各自が感染しない、させないことが大切になる。感染につながる密集状況を生じさせないよう、不要不急の外出は控えたい。

 例年なら各地の公園は家族連れでにぎわうが、今年は利用自粛が呼びかけられている。都立公園の駐車場は閉鎖され、遊具も使用できなくなっている。海や山を抱える自治体は「行楽に来ないでほしい」と求めている。

 緊急事態宣言後、都市部の繁華街は人出が減る一方、公園には多くの人が集まった。週末になると、神奈川県や千葉県の海岸には、県外からも人が押し寄せ、道路が渋滞する光景が見られた。

 今回の自治体の異例とも言える要請は、このような混雑状況を防ぐ目的がある。

 ただ、連休中ずっと家にこもりきりでは、心身のリズムが崩れると心配する人もいよう。人が集まりやすい場所や時間帯を避けながら、散歩やジョギングを楽しむ。そんな息抜きを考えてみたい。

 各地ではスーパーの混雑が問題となっている。

 通常時であれば、夫婦や親子で夕飯のメニューを相談しながら、買い物をするのも休日の楽しいひと時だ。だが、今はそうした行動が店内の混雑を招き、人と人との接触の機会を増やしかねない。

 スーパーに行く人数をできるだけ減らす、購入リストを作って買い物時間を短くするといった心がけが求められる。一方通行の順路を設け、客同士が対面しないような店側の取り組みも効果的だ。

 今回の連休では、帰省を思いとどまった人も多いに違いない。政府はインターネットを活用し、画面上で会話を楽しむ「オンライン帰省」を勧めている。

 感染者の多い都市部から地方に人が流れると、帰省先の高齢者に感染が広がる懸念がある。脆弱ぜいじゃくな地方の医療体制を圧迫するような行動は控える必要があろう。

 全国の感染者数の増加ペースは鈍化しつつある。自粛の成果が表れ始めたと言える。この流れを確かなものにすることが大切だ。

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1192821 0 社説 2020/04/29 05:00:00 2020/04/29 05:00:00

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