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大学共通テスト 感染対策と混乱回避に努めよ

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 緊迫した感染状況の中で、新しい大学入試が始まる。試験会場の感染防止対策を徹底し、混乱が起きないよう万全を尽くさねばならない。

 大学入試センター試験に代わる「大学入学共通テスト」が16、17日に行われる。初の実施に加え、新型コロナウイルスの感染拡大で、11都府県に緊急事態宣言が出ている。受験生の不安は大きかろう。健闘を祈りたい。

 昨春の長期休校で学習が遅れた現役生に配慮するため、30、31日に第2日程が設けられた。さらに追試験もある。体調が悪い受験生は無理をせず、用意された別日程に回ることも考えてほしい。

 会場では感染防止策が重要になる。座席の間隔を空け、定期的に換気や消毒を行うべきだ。医師や看護師を配置し、受験生の体調悪化に備えることも大事である。

 感染者は受験できないが、濃厚接触者はPCR検査で陰性が確認され、当日も無症状であるなどの条件を満たせば、別室で受験できる。混乱を防ぐため、受験生と会場の担当者は事前に手順を確認しておくことが大切だ。

 感染者の増加で保健所は多忙だろう。濃厚接触者と認定された受験生が、試験を受けられない事態が起きぬよう、できるだけ速やかな検査を心がけてもらいたい。

 共通テストには53万人が出願した。昼食時以外、マスク着用を徹底するなど、クラスター(感染集団)を発生させないために全員で協力することが不可欠である。

 今後、私立大や国公立大の個別試験も行われる。感染の拡大を受け、面接を取りやめた大学や、個別試験を中止し、共通テストの結果だけで選抜する大学もある。

 感染状況がさらに悪化すれば、こうした大学が相次ぐ可能性がある。試験内容を急きょ変更する場合は迅速な情報提供が必要だ。

 共通テストは曲折の末、英語民間試験の活用と記述式問題の導入が見送りになった。それでも、出題は従来のセンター試験に比べ、思考力や判断力などを重視した形に変わるとみられている。

 社会の急激な変化に対応するため、これからの人材には、課題を自ら発見し、解決する能力が求められる。共通テストへの移行は、大学入試が、思考力重視へとかじを切る契機になるだろう。

 共通テストは2025年以降、教科・科目が再編される。高校の学習指導要領が新しくなるためだ。まずは今回の試験を無事に乗り切り、更なる改革の議論を、実りあるものにしてほしい。

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1771327 0 社説 2021/01/15 05:00:00 2021/01/15 05:00:00

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