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眞子さま結婚 2人の門出をお祝いしたい

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 秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまが結婚された。相手の小室圭さんとの婚約内定から、4年余りを経てたどり着いた門出を祝福したい。

 2人は、婚姻届の提出後、記者会見した。眞子さまは「力を合わせて共に歩いていきたい」、小室さんも「あたたかい家庭を築いていきたい」と述べた。

 小室さんは、米ニューヨークの法律事務所に勤めており、眞子さまは今後、渡米の準備を進めるという。2人が協力し、幸福な家庭生活を送ってほしい。

 婚約が内定した2017年の記者会見では、眞子さまが「太陽のような明るい笑顔」、小室さんは「月のように静かに見守ってくださる存在」と互いを評した。

 だが、小室さんの母親の金銭トラブルが週刊誌に報じられ、結婚は延期された。その後、秋篠宮さまは、婚約の儀式を行う条件として、「多くの人が納得し、喜んでくれる状況」を挙げられた。

 結婚までにトラブルが解決しなかったことは残念だ。国民が皇室に抱くイメージにも影響を及ぼしかねないのではないか。

 結婚に伴う関連儀式は、全て行われなかった。天皇陛下と秋篠宮さまが、多くの国民が結婚を納得し、喜んでいる状況ではないなどと判断されたためという。

 眞子さまは、結婚で皇室を離れる皇族に国から支給される一時金も辞退した。儀式が行われず、一時金も支給されない結婚は、戦後の皇室で初めてとなる。

 皇室は古来、日本の伝統と文化を守り伝えてきた。儀式を行わない異例の結婚に違和感を持つ国民も少なくないだろう。

 こうした状況でも2人が結婚に踏み切ったのは、眞子さまが強い意志を貫いたことが大きい。

 インターネットを中心に、2人への中傷が絶えない。眞子さまは「複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)」と診断され、負担軽減のため、結婚会見での質疑応答もなくなった。静かに新生活を過ごせる環境が重要となる。

 結婚により、未婚の皇族女子は5人に減った。将来、皇族が分担している公務に支障を来すことが予想される。皇族の減少にどう対応するかが差し迫った課題だ。

 皇位継承策を議論する政府の有識者会議は、結婚後も女性皇族が皇室にとどまる「女性宮家」の創設と、旧皇族を皇族に復帰させる「皇籍復帰」の2案を示した。

 政府は、有識者会議の最終的な意見を踏まえ、皇室のあり方について早急に結論を出すべきだ。

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2473089 0 社説 2021/10/27 05:00:00 2021/10/27 05:00:00

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