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    高橋さん 道政初4選

    「未来を切り開く」

     40年ぶりの一騎打ちを制し、北海道政史上初、さらに女性知事としても全国で初めてとなる4選を果たした高橋はるみさん(61)は12日夜、札幌市中央区の事務所で満面の笑みを浮かべた。支援者と固い握手を交わし、「未踏の領域」に踏み出す覚悟を新たにした。

     高橋さんは当選確実を見届けて事務所に姿を現した。支援者に「おめでとう」と、次々に祝福されると「ありがとうございました」と応じ、何度も頭を下げながら歓喜の輪の中心に身を置いた。

     街頭演説では政策を訴えた後、「『はるみの春』を皆さんと迎えたい」と訴えた。道知事として、女性知事として初の4選を果たした。「新しい春」をたぐりよせ、「道民の皆様から支持をいただいてありがたく思う。人口減少対策や農林水産業の振興を一生懸命やっていく」と意欲を示した。

     自民、公明両党の支援を受けた高橋さんは、告示以降、人口減少への対応を最大の争点に位置づけて熱弁を振るった。演説を重ねるうち「人口減少危機突破」が、選挙戦での主張を象徴する言葉となっていった。

     民主党などが推したフリーキャスターの佐藤のりゆきさん(65)の「4選阻止」の主張に対し、高橋さんが強調したのは3期12年で積み重ねてきた「実績」と「安定感」だった。街頭演説では「地域を巡りに巡り、行政のあり方を誰よりも分かっているのは私」との自負をにじませた。経済産業省の官僚時代に培った実務遂行能力もアピールし、男女を問わず、高齢者から若年層まで幅広い支持を得た。

     遊説先の各地で「はるみちゃーん、頑張って」と声が掛かることも多く、人気は健在だった。街頭演説で応援の弁士が演説している最中には、有権者の元に歩み寄り、はめていた手袋を外して一人一人と丁寧に握手した。選挙カーからは「ありがとうございます」と笑顔で手を振り、支持層の裾野を広げた。

     高橋さんは4期目に向けた抱負を問われると「とにかく、これからの北海道を切り開いていく、その先頭に私自身が立っていきたい」と語った。

    2015年04月13日 10時01分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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