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    開票結果を伝える読売新聞地域版(北海道)の記事です。

    44年ぶり選挙戦 現職制す…清里町長選

     26日投開票された統一地方選後半戦。地域活性化など、身近な課題を託された首長や議員は、決意を新たにした。

     1971年以来、44年ぶりの選挙戦となった北海道清里町長選は、現職の櫛引くしびき政明さん(66)が新人で元町総務課長の古谷一夫さん(62)を破り再選を果たした。投票率は90・85%だった。

     櫛引さんは当選後、「全国的に注目される中での選挙戦。相手の主張も否定せず、しこりの残らないよう町全体で取り組む」と述べた。一方、古谷さんは約200票差での敗戦に、「私の力不足」と支持者に一礼。今後の町政に「町民の思いを受け止め、まちづくりの理念を示して」と注文した。

     同町長選は67、71年の2回、保守系の現職と革新系の新人の同じ顔ぶれで激戦となり、いずれも現職が勝利した。選挙戦では、両候補を推した町民の間で溝が広がり、その後、地元農協が分裂するなど、大きなしこりが残ったという。以来、同町長選では10回連続で無投票が続いてきた。

     71年に約8400人だった人口は今年3月で約4400人になるなど衰退。約20年前から同町に住み、町長選に初めて投票した農業柳谷亜紀子さん(45)は「44年間、選挙がなかったのは長かったと思う。投票が町政に関心を持つきっかけになった」と話すなど有権者の関心は高まった。告示前、町内で行われた演説会には約500人が詰めかけ、会場に入れない人が出る盛況ぶりだった。

     パート従業員の女性(55)は「選挙戦があれば、町も活気づく感じがする。町長には、安心して老後も暮らせるまちづくりを願う」と今後に期待を寄せた。

    2015年04月27日 10時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

    2015年統一地方選の日程

    前半

    3/26(木) 知事選告示
    3/29(日) 政令市長選告示
    4/3(金) 道府県議、政令市議選告示
    4/12(日) 知事・道府県議、政令市長・政令市議選投票

    後半

    4/19(日) 市区長・市区議選告示
    4/21(火) 町村長・町村議選告示
    4/26(日) 市区長・市区議、町村長・町村議選投票
    区長・区議は東京都特別区。

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