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    開票結果を伝える読売新聞地域版(京都府)の記事です。

    自民第1党堅持

    府議選 共産躍進、民主は後退

     統一地方選・前半戦の府議選と京都市議選が12日、投開票され、府議60人(無投票当選の1人を含む)と、市議67人の新しい顔ぶれが決まった。自民党が府議選、市議選とも第1党を堅持。府議選では共産党が14議席を獲得、民主党の9議席を上回った。市議選では共産党が前回比3議席増で第2党を維持。民主党は議席を減らし、第3党の座を公明党に譲った。統一選初参戦の維新の党は府議選で2議席、市議選で4議席を確保し、地域政党・京都党は市議選で5議席を得た。投票率は府議選が41・75%(前回44・48%)、市議選が40・95%(同42・90%)で、いずれも過去最低だった。

     府議選では、第1党の自民党が27議席を確保。共産党は前回より3増やして14議席だった。民主党は西京区で副議長が落選するなど後退。公明党は立候補した5人全員が当選した。新人11人を擁立した維新の党は2議席を獲得。府議選初挑戦の京都党は、議席を得られなかった。

     向日市選挙区(定数1)では、自民党の現職が市長選への出馬意向を明らかにしたのを受け、2月に急きょ公募を実施。市議会議長を務めていた磯野勝氏(50)が立候補した。

     準備期間は短かったが、市議を5期、「京都向日市激辛商店街」の事務長を務めて地域活性化に取り組んだ経験をアピール。市議らの支援を受けて支持を広げ、「市と府をつなぐパイプ役となり、地域ににぎわいを作りたい」と訴えてきた。

     当選が決まり、事務所に姿を見せた磯野氏は、支持者らと万歳を繰り返し、花束を受け取った。「市議として取り組んできたまちおこし活動の経験を、府全体の発展のために生かしたい」と喜びを語った。

     定数2に5人が立候補した舞鶴市選挙区では、元衆院議員で、民主推薦の無所属新人・小原舞氏(40)が当選した。昨年末の衆院選京都5区に民主党公認で出馬し、自民党の谷垣幹事長に大敗を喫したが、「地方議員として再起を図りたい」と府議への転身を目指した。多々見良三市長の支援を受け、知名度も生かして混戦を制した。小原氏は事務所でくす玉を割り、「短期決戦を制することができたのは皆さんのおかげ。女性の視点を生かして府政で頑張りたい」と述べた。一方で、民主党の苦戦については「政党が乱立したためではないか」と語った。

     共産党府議団長を務める前窪義由紀氏(68)は、宇治市・久世郡選挙区(定数5)で5選を決めた。事務所に集まった支持者や、後半戦の宇治市議選、久御山町議選の立候補予定者らと万歳。前窪氏は、「この勢いを受けて、後半戦も全員当選を目指したい。安倍政権の暴走を止め、市民の命と暮らし、平和を守るために頑張る」と述べた。

    2015年04月13日 10時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

    2015年統一地方選の日程

    前半

    3/26(木) 知事選告示
    3/29(日) 政令市長選告示
    4/3(金) 道府県議、政令市議選告示
    4/12(日) 知事・道府県議、政令市長・政令市議選投票

    後半

    4/19(日) 市区長・市区議選告示
    4/21(火) 町村長・町村議選告示
    4/26(日) 市区長・市区議、町村長・町村議選投票
    区長・区議は東京都特別区。

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