文字サイズ
    知事選、政令市長選など地方戦に関する最新ニュースをお伝えします。

    セクハラ問題「混乱を沈静化」狛江新市長が決意

    • 初当選を決め、万歳をする松原氏(22日、狛江市で)
      初当選を決め、万歳をする松原氏(22日、狛江市で)

     東京都狛江市長選は22日投開票され、前副市長の松原俊雄氏(66)(無所属=自民、公明推薦)が、前市議の田中智子氏(60)(無所属=共産、自由、社民、狛江・生活者ネットワーク推薦)を破り、初当選を果たした。投票率は45・31%で、前回(2016年)を1・7ポイント下回った。当日有権者数は6万8526人。

     同日夜、松原氏の事務所には支援者ら約50人が詰めかけ、当選が決まると拍手と歓声が上がった。松原氏は「無名だった私の名前を多くの方に広めてもらったことで、勝利を収められた」と喜び、「早急に市役所の混乱を沈静化し、市民の期待に応えられる街づくりを進めたい」と決意を述べた。

     一方、田中氏の事務所ではため息が漏れた。田中氏は「セクハラ問題を通じて特に女性から大きな手応えを感じたが、急な選挙で無党派層の(票の)獲得が難しかった」と語った。

     今回の選挙は、セクハラ問題で前市長が辞職したことを受けて行われたため、両氏ともハラスメント対策の強化や、市政の信頼回復と立て直しを前面に打ち出す展開となった。

     松原氏は選挙戦で、38年間にわたって同市役所に勤務し、災害救助や市民参加基本条例の制定などに携わってきた実績を強調した。街頭での演説や集会では「傷ついた職員たちの混乱を解決できるのは一緒に働いてきた私」とアピールして支持を拡大。これに対し、共産党市議として前市長を追及した田中氏はセクハラ問題の検証を進めた上、「教訓を明らかにする」などと訴えたが、支持が広がらなかった。

    2018年07月24日 17時26分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    PR情報
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP