政党と関係改善進まぬ小池氏…頼みの公明も距離

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 東京都の小池百合子知事と政党との関係改善が進んでいない。2020年の東京五輪直前に見込まれる都知事選を見据え、自民党を中心に小池氏の再選阻止を狙った動きが始まっている。

 小池氏は11日、東京都内のホテルで開かれた公明党都本部の賀詞交換会に出席し、「公明党都議会の皆様にはお支えいただき感謝します」とあいさつした。その上で、春の統一地方選などを念頭に「決戦の年に、公明党の勝利を確信している」と秋波を送った。

 現在の小池氏にとって公明は頼みの綱だ。17年7月の都議選で「小池旋風」を巻き起こした際に共闘した経緯がある。同年10月の衆院選で、小池氏が自ら設立した希望の党で国政に進出したことをきっかけに、公明党は「是々非々」と距離を置いたが、都政で一定の協力関係は続いている。

 知事の任期満了は20年7月30日と五輪の真っ最中。再選出馬に意欲を示す小池氏にとって最善のシナリオは、自公の協力も取り付けての無風再選だ。小池氏は二階幹事長と会食するなど、自民とも関係改善の糸口を探っている。

 一方、自民は都連を中心に「反小池」が主流だ。昨年末には新年度の税制改正で、都の税収を地方に回す偏在是正の強化が行われるなど、再選阻止に向けた政府・自民の「小池包囲網」は確実に狭まりつつある。

 自民内には都知事選に向け、閣僚経験者ら独自候補を模索する動きがあるが、「確実に勝てるタマは見当たらない」(都選出国会議員)のが実情だ。公明には「五輪直前に政争している場合ではない」(党関係者)との声がある中、自公側も対応に苦慮している。

 小池氏は、希望の党が18年4月に分党を決めて以来、野党とも疎遠な状態が続いている。17年の衆院選で50議席を獲得した希望の党は姿を消し、小池氏は後を継いだ新たな希望の党の役職にも就いていない。もう一方の分党先となる国民民主党ともほとんど接点がない状態だ。

19682 0 政治 2019/01/14 11:12:00 2019/01/21 12:17:36 2019/01/21 12:17:36 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20190114-OYT1I50008-T.jpg?type=thumbnail

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