大阪ダブル選、維新制す…北海道知事は与党系

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当選を確実にし、握手する吉村洋文氏(右)と松井一郎氏(7日午後8時54分、大阪市中央区で)=吉野拓也撮影
当選を確実にし、握手する吉村洋文氏(右)と松井一郎氏(7日午後8時54分、大阪市中央区で)=吉野拓也撮影
北海道知事選で当選が確実となり、支援者とピースサインで記念撮影する鈴木さん(中央)(7日午後9時、札幌市中央区で)=沼田光太郎撮影
北海道知事選で当選が確実となり、支援者とピースサインで記念撮影する鈴木さん(中央)(7日午後9時、札幌市中央区で)=沼田光太郎撮影

 第19回統一地方選の前半戦は7日、11道府県知事選などの投開票が行われた。最大の焦点だった大阪府知事選と大阪市長選のダブル選では、「大阪都構想」の実現を目指す地域政党・大阪維新の会が擁立した候補が、ともに当選を決めた。知事選で唯一の与野党対決だった北海道知事選は、与党の支援候補が勝利した。

 大阪ダブル選は、知事と市長が任期途中で辞職に打って出たために行われた。前市長の吉村洋文氏(43)は知事選に、前知事の松井一郎氏(55)は市長選に、それぞれ出馬した。両氏は「都構想で大阪を成長させる」などと訴えた。

 大阪都構想は、大阪市を廃止して特別区に再編するものだ。大阪維新は民意をテコに構想の実現を目指す。吉村氏と松井氏は7日夜、大阪市内でそろって記者会見した。吉村氏はダブル選の結果について「(改革を)続けていけという意思だ。都構想の再挑戦に踏み出していきたい」と語り、都構想の実現に意欲を示した。松井氏は「(都構想に)反対の皆さんの意見も聞きながら、丁寧に進めていきたい」と述べた。

 大阪府議選と大阪市議選も合わせて行われ、大阪維新は府議選では過半数を制する一方、市議選では過半数に達しないことが確実になった。都構想の賛否を問う住民投票を行うには両議会の議決が必要で、選挙後は多数派形成に向けた駆け引きが活発化するとみられる。

 大阪都構想に反対する自民党は、知事選に元副知事の小西禎一氏(64)を擁立した。大阪市長選では前大阪市議の柳本顕氏(45)を自民党と公明党府本部が推薦した。立憲民主、国民民主、共産も共闘態勢を築いたが、及ばなかった。自民党の二階幹事長は7日夜、「謙虚に受け止めたい」と党本部で記者団に語った。

 北海道知事選で当選したのは、前夕張市長の鈴木直道氏(38)。16年ぶりに新人同士の戦いとなるなか、野党統一候補を破った。鈴木氏は財政破綻した夕張市で市長を務め、その実績や安倍内閣との近さをアピールした。今回の統一選は12年に1度、参院選が重なる「亥年いどし選挙」でもある。北海道知事選の結果は、与野党双方の参院選戦略にも影響を及ぼしそうだ。

 福井、島根、徳島、福岡の4県知事選は保守分裂の構図になった。福井では自民党推薦の杉本達治氏(56)が初当選した。島根では自民党県議の多くが推す丸山達也氏(49)が、同党推薦の新人を破った。徳島では現職の飯泉嘉門氏(58)が5選を決めた。福岡では現職の小川洋氏(69)が3選した。

 このほかの知事選は、神奈川で黒岩祐治氏(64)、三重で鈴木英敬氏(44)、奈良で荒井正吾氏(74)、鳥取で平井伸治氏(57)、大分で広瀬勝貞氏(76)がそれぞれ当選した。5氏はいずれも現職。政令市長選は札幌で秋元克広氏(63)、広島で松井一実氏(66)が勝った。

 41道府県議選と17政令市議選の投開票も行われた。

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