維新「府市一体で」 大阪都構想「丁寧に議論」…統一選前半

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大阪ダブル選で当選確実となり、記者会見をする吉村さん(右)と松井さん(7日午後8時52分、大阪市中央区で)=菊政哲也撮影
大阪ダブル選で当選確実となり、記者会見をする吉村さん(右)と松井さん(7日午後8時52分、大阪市中央区で)=菊政哲也撮影

 統一地方選の前半戦で最も注目を集めた大阪府知事と大阪市長のダブル選は7日、地域政党・大阪維新の会の候補がいずれも勝利を収め、悲願の「大阪都構想」の実現に再挑戦する姿勢を強調した。北海道知事選では、現職の中で全国最年少となる知事の誕生が決まり、保守分裂となった福岡県知事選は、現職が圧勝する結果となった。

 大阪府知事選と大阪市長選でそれぞれ当選を確実にした前市長・吉村洋文さん(43)と前知事・松井一郎さん(55)は午後8時半過ぎ、大阪市中央区の維新党本部で記者会見し、「府と市と一体で進めてきた維新の改革を続ける」と口をそろえた。

 大阪都構想について、松井さんは「選挙を通じて反対意見も聞いた。真正面から丁寧な議論をしたい」と意欲を見せる一方で、「(自民党や公明党など)反対されてきた方々が、民意にどう向き合うかだ。議論の妨害だけはやめてもらいたい」と述べ、早くも他党をけん制した。

 選挙戦で、維新が特に注力したのは大阪市長選だった。市内では、大阪市が廃止される都構想への反対意見が比較的強く、「大将」である党代表の松井さんも苦戦を強いられているとの見方もあった。「市長選を落とせば党の消滅につながる」との危機感から、吉村さんも市内に張り付いた。

 街頭では、都構想よりも、2025年大阪・関西万博の誘致成功や外国人観光客の増加、大阪市営地下鉄の民営化など、「維新政治」の実績アピールに力を割いた。吉村さんは「維新が政策面でぶれていないことが評価された」と選挙戦を振り返った。

 2人が任期途中に辞職を表明し、立場を入れ替えて出馬した「奇策」は批判も受けたが、吉村さんは「これからの大阪をどうするか、という大きな目標のためだと徐々に理解はいただけたと思う」と話した。

 一方、大阪市長選に敗れた前大阪市議の柳本顕さん(45)と、大阪府知事選で負けた元府副知事の小西禎一さん(64)は7日夜、大阪市中央区の事務所でそろって記者会見に臨み、柳本さんは「何を問う選挙かを明確にできなかった。準備不足は否めなかった」と悔しさをにじませた。

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526273 0 統一地方選2019 2019/04/08 05:00:00 2019/09/19 15:10:20 当選確実が報じられ、記者会見で決意を語る(右から)吉村洋文氏と松井一郎氏(7日午後8時53分、大阪市中央区で)=菊政哲也撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/04/20190408-OYT1I50034-T.jpg?type=thumbnail

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統一地方選挙2019 日程

前半選挙
3月21日(木) 知事選告示
3月24日(日) 政令市長選告示
3月29日(金) 道府県議、政令市議選告示
4月7日(日) 知事・道府県議、政令市長・政令市議選投票
後半選挙
4月9日(火) 衆院補選(大阪12区、沖縄3区)告示
4月14日(日) 市区長・市区議選告示
4月16日(火) 町村長・町村議選告示
4月21日(日) 衆院補、市区長・市区議、町村長・町村議選投票

※区長・区議は東京都特別区。

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