地域の次代託す…有権者の声「雇用増やして」「災害に強い街に」

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 平成最後の統一地方選は、新元号が「令和」に決まり、新時代への期待が高まる中で行われた。有権者が1票に込めた思いは――。

 出生率が全国最下位の秋田県。「若い人が少なく、出会いの機会も限られている」と話すのは、秋田市の写真店員の女性(26)。多くの友人が働く場所を求めて県外に出たといい、県議選の1票に「好きな秋田に住み続けたいので地域の雇用を何とかしてほしい」との願いを託した。

 さいたま市浦和区、パートの女性(33)は夫と長女(4)の3人暮らし。待機児童問題に熱心な候補に投票した。長女は5か所の保育施設に申請し、ようやく入園先が決まった。「もう一人子どもがほしいが、保育園のことを考えると不安」と話す。

 人口減少は地域経済に大きな影を落としている。高知市中心部で書店を営む男性(59)は客が減り、閉店が相次ぐ商店街の現状を嘆く。「外国人も含めて観光客が多く訪れ、移住者が定着するようなまちづくりが必要」

 人手不足対策として、1日から始まった外国人労働者の受け入れ拡大。愛知県豊橋市の高齢者福祉施設で施設長を務める長坂敏幸さん(56)は「外国人住民の生活面でのサポートが充実し、誰もが暮らしやすい地域に」と望む。

 平成時代に相次いだ災害からの復興も重要なテーマだ。昨年7月の西日本豪雨で被災した広島県呉市の大崎下島。レモン農家を営む男性(29)の畑は、流入した土砂やがれきが今も残ったまま。選挙公報などで県議選の候補一人ひとりの訴えを調べたといい、「復興を手助けし、災害に強いまちづくりを実現してほしい」と期待する。

 18、19歳の若者が初めて投票する統一選でもあった。今月、青森県の弘前大学に入学した学生(18)は「安心して就職活動ができるように景気を良くしてほしい」と願う。

 まもなく発生から3年となる熊本地震で被災した熊本県益城ましき町の短大2年の女子学生(19)は、「いつになったら元の状態に戻るのか。復興に取り組んでくれそうな人に投票した」と話す。

無断転載禁止
526276 0 統一地方選2019 2019/04/08 05:00:00 2019/09/19 15:10:21 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/04/20190408-OYT1I50035-T.jpg?type=thumbnail

統一地方選挙2019 候補者

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)

統一地方選挙2019 日程

前半選挙
3月21日(木) 知事選告示
3月24日(日) 政令市長選告示
3月29日(金) 道府県議、政令市議選告示
4月7日(日) 知事・道府県議、政令市長・政令市議選投票
後半選挙
4月9日(火) 衆院補選(大阪12区、沖縄3区)告示
4月14日(日) 市区長・市区議選告示
4月16日(火) 町村長・町村議選告示
4月21日(日) 衆院補、市区長・市区議、町村長・町村議選投票

※区長・区議は東京都特別区。

ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
The Japan News
発言小町
OTEKOMACHI
ささっとー
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ