8町村議選 定数割れ…前回の倍 なり手不足深刻化

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 16日に告示された統一地方選後半戦の町村議選では、全国で無投票が相次ぎ、長野県辰野町など8町村で立候補者数が定数に満たない定数割れとなった。前回選(4町村)の倍で、地方では議員のなり手不足がさらに深刻化している。

 辰野町議選は立候補者が定数14より1少ない13人で、全員が無投票当選。現職9人が引退した一方、立候補した新人は7人にとどまった。中畑充夫町議会事務局長(60)は「仕事も忙しく、議員になろうとする人は多くない。解決策が見つからない」と話した。

 北海道中札内村議選(定数8)も欠員1で当選が決まった。事前審査の出席者が6人で再選挙のおそれがあったことから、元農協職員の新人・船田幸一さん(66)が急きょ立候補を決めた。船田さんは「家族に反対されたが、議会活性化の呼び水になれば」と話した。

 熊本県津奈木町議選(定数10)も欠員1。町議会は人口減少に伴い、定数を段階的に削減してきたが、それでも定数に届かなかった。出馬を見送ったベテラン議員(65)は「50~60歳代の3人に後継での立候補を打診したが、『仕事と両立できない』と断られた」と明かした。

 河村和徳・東北大准教授(地方政治論)は「地方選は個人のお金で選挙戦に臨まざるを得ず、若者は特に出馬しにくい。議員報酬の増額や、地方版の政党助成金のようなものをつくるなど出馬しやすい環境を整えるべきだ」と話した。

 ◆定数割れ=選挙の立候補者数が定数に満たないまま確定した場合をいう。市区町村議選では、欠員が定数の6分の1を超えると欠員分の再選挙を行わねばならず、多額の費用がかかる。欠員が定数の6分の1を超えなかった場合、首長選と一緒に選挙を行い、欠員を補うこともできる。

無断転載禁止
540681 0 統一地方選2019 2019/04/17 05:00:00 2019/09/19 15:14:25

統一地方選挙2019 候補者

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)

統一地方選挙2019 日程

前半選挙
3月21日(木) 知事選告示
3月24日(日) 政令市長選告示
3月29日(金) 道府県議、政令市議選告示
4月7日(日) 知事・道府県議、政令市長・政令市議選投票
後半選挙
4月9日(火) 衆院補選(大阪12区、沖縄3区)告示
4月14日(日) 市区長・市区議選告示
4月16日(火) 町村長・町村議選告示
4月21日(日) 衆院補、市区長・市区議、町村長・町村議選投票

※区長・区議は東京都特別区。

ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
The Japan News
発言小町
OTEKOMACHI
ささっとー
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ