市長選 女性当選最多6人
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統一地方選後半戦の一般市長選では、24人の女性候補が立候補した。読売新聞社の集計によると、無投票を含めて過去最多の6人が当選を決めた。
女性候補同士の争いとなった京都府木津川市では、現職の河井規子氏(63)が新人候補を退け、4選を果たした。全国市長会によると、女性市長の4選は2人目。
新潟県加茂市では、新人で元市議の藤田明美氏(48)が初当選し、現職の小池清彦氏(82)の7選を阻んだ。山口県周南市でも、新人で元県議の藤井律子氏(65)が現職候補を破り、初当選を決めた。
市議選では、読売新聞社の集計によると、無投票を含めて女性の当選者数が過去最多の1239人となった。これまでは2003年統一選の1233人が最も多かった。
◇投票率47・50%…過去最低の見通し

読売新聞社の集計によると、21日投票の59市長選の平均投票率は47・50%となり、過去最低を更新する見通しだ。これまでで最も低い平均投票率は、前回の2015年統一選の50・53%だった。
県庁所在地の3市長選では、大分市が27・72%、水戸市が45・10%と、いずれも前回を下回った。前回無投票の長崎市は47・33%だった。
11区長選の平均投票率は44・21%で、前回並みだった。これまでの最低は03年の43・55%。