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21日投票の統一地方選後半戦で、翌日開票としていた東京都内6区で22日朝から、開票作業が行われた。
区長選の開票があった3区のうち、大田区長選では、自ら提案して可決させた多選自粛条例を撤回して4選に挑んだ松原忠義さん(76)が当選を決めた。
松原さんは区議、都議を経て2007年、区長に就任。同年9月、区長の任期について「連続して3期を超えないように努める」とした多選自粛条例案を提出し、可決させていた。
しかし昨秋、東京湾の人工島「中央防波堤埋立地」の帰属について江東区と係争中であることなど、「重要課題が道半ば」として、条例の廃止条例案を提出。可決させて撤回していた。
江戸川区長選は、現職から後継指名を受けた前区教育長の斉藤猛さん(56)が初当選を決め、「東京五輪・パラリンピックでは世界中から人と注目が集まる。区の魅力を発信していきたい」と語った。江東区長選では現職の山崎孝明さん(75)が4選を果たした。
このほか、大田、江東、江戸川、中野、杉並、荒川の6区議選の開票が行われた。