自民・千葉県連、鈴木大地氏擁立を検討…森田知事不出馬に備え

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 来年春に行われる予定の千葉県の知事選で、自民党県連が、鈴木大地スポーツ庁長官(53)の擁立を検討していることが関係者への取材で分かった。過去2回の知事選で支援した森田健作知事(70)が不出馬を決めた場合に備え、候補者選定を進めておく必要があると判断した。県連は近く、鈴木氏の意向を確認する方針だ。

 森田氏は来年4月4日に3期目の任期満了を迎える。記者会見などで知事選への対応を問われるたびに、「今は新型コロナウイルス対策と経済を両立させなければいけない」などと説明。感染症対策や、来年に延期された東京五輪・パラリンピックの開催準備に全力を挙げるとして、態度を明らかにしていない。

 森田氏が初当選した2009年の知事選は、2期務めた堂本暁子氏が引退し、森田氏を含む新人5人が立候補した。自民党県連は森田氏と他候補の間で所属議員の支持が分かれ、自主投票を決定。事実上の分裂選挙となった。13年、17年の知事選では県連として、森田氏の支援に回った。

 関係者によると、県連幹部が今夏、森田氏に4選出馬の意思があるかどうかを尋ねたが、明確な返答はなかった。現職の引退で候補者が乱立し、09年のような分裂選挙になるのを避けるため、県連は早期に準備を進める必要があると判断。県連が別の候補擁立に動くことについて、森田氏は反対しなかったという。

 こうした経緯を踏まえ、県連幹部を中心に、自民党が一丸となって推せる候補者の選定に着手。「地元出身で知名度が高い。行政組織のトップを務めた経験も大きい」(県連関係者)として、鈴木氏が浮上した。

 鈴木氏は習志野市出身。市立船橋高校3年だった1984年、ロサンゼルス五輪に出場。88年ソウル五輪競泳男子100メートル背泳ぎで優勝し、日本競泳界に16年ぶりの五輪金メダルをもたらした。日本オリンピック委員会理事、日本水泳連盟会長などを経て、2015年に初代スポーツ庁長官に就任。今月末で任期を終える。

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