連続3回・100万票超「森田票」の行方が焦点…千葉県知事選

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 来年春に行われる千葉県知事選を巡り、去就が注目されている森田健作知事(70)は不出馬の見通しとなった。森田氏は過去3回の知事選で、いずれも100万票超を獲得し、大差で勝利を収めてきた。知事選は構図とともに、「森田票」の行方が焦点となりそうだ。

 森田氏は来年4月4日に3期目の任期満了を迎える。新型コロナウイルスや台風への対応に専念するとして、知事選への態度を明らかにしていない。

 一方、関係者によると、森田氏は自身の不出馬に備え、過去2回の知事選で支援を受けた自民党県連が鈴木大地・前スポーツ庁長官(53)の擁立を進めることに異を唱えなかった。県連の調整が具体化した後、鈴木氏を評価する考えを示したという。

 森田氏は俳優や国会議員を務めた知名度を武器に、初当選した2009年の知事選から連続3回、100万票超を獲得した。ただ、元々、多選には消極的だったとされる。2期目で東京五輪・パラリンピック競技会場の県内誘致に成功し、開催準備のため、3期目に立候補した経緯がある。

 国会議員時代から盟友関係にある菅首相が9月に就任したこともあり、支持者の間では4選出馬を求める声が根強い。このため、不出馬表明の時期については、慎重に判断するとみられる。

 自民党県連では、森田氏が去就を明らかにしない中で、鈴木氏の擁立を進めることに疑問を抱き、幹部に説明を求める声が上がっている。県連は近く、所属国会議員による会議を開き、組織として、鈴木氏の擁立をまとめたい考えだ。鈴木氏は立候補に前向きで、正式な出馬要請を受けた後、態度を表明する見通しとなっている。

 知事選には、千葉市の熊谷俊人市長(42)が立候補の意向を固めている。熊谷氏は09年の市長選で旧民主党の推薦を受けて初当選。その後は「市民党」を掲げ、政党の推薦を受けずに3選を果たした。知事選も同様の姿勢で臨み、森田氏が獲得していた保守票や浮動票を含め、幅広い層の取り込みを目指すとみられる。

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1544594 0 地方選 2020/10/13 05:00:00 2020/10/13 17:42:29 2020/10/13 17:42:29

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