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選挙立会人に高校生起用したら…18歳の投票率7割超え

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 1月24日に投開票された山形県知事選で、投票日や期日前投票の立会人に高校生を起用した山形県川西町と同県白鷹町の18歳の投票率が7割を超えたことが、両町の選挙管理委員会のまとめで分かった。県全体の18歳の投票率を大きく上回り、両選管は「選挙啓発に効果があった」として今後も続ける考えだ。

 知事選では、今回初めて18、19歳も投票に参加した。県選管によると、全年齢の投票率は62・94%で、18歳は64・70%、19歳は39・36%だった。これに対し、川西町は18歳が74・63%、19歳が42・99%、白鷹町は18歳が71・82%、19歳が40・68%となり、特に18歳の高投票率ぶりが目立った。

 川西町では、高校生11人を含む18~20歳の13人を知事選投票日の開票所7か所に立会人として配置。白鷹町も18歳の高校生3人に町役場の期日前投票所で、土日・祝日に立会人を務めてもらった。高校生の立会人は、川西町が2回目、白鷹町は初めて。白鷹町選管は「立会人の確保にも役に立ち、投票所の雰囲気も明るく感じられた」とする。

 18歳になった高校生が進学や就職前で、地元にいる時期だったことも投票率を押し上げた一因とみられ、両選管によると、家族と一緒に初めて投票に来た若者が多く見られた。立会人を務めた後に「投票にはいろんな世代が来ることや、投票の手続きは簡単なことがわかった」などの感想が寄せられたという。

 川西町は小中学生が描いた選挙啓発ポスター24枚を町内二つのスーパーで展示するなど、新たな取り組みも行った。町選管書記(33)は「思った以上に18歳が選挙に関心をもっているのが分かった。今後も継続して投票してもらえるよう若い世代に呼びかけていきたい」と話す。

県全体でも上昇

 新型コロナウイルスの感染対策を徹底した今回の知事選では、南陽市と長井市の選管が呼応して、両市内の高校などに選挙啓発用のマスクを届けるなど、若者への投票呼びかけが各地で行われた。

 直近の参院選(2019年7月)の投票率と比べて、知事選の投票率は全県で、18歳は21・75ポイント、19歳は8・93ポイント上回った。

 特に18歳の上昇ぶりが目立ち、県選管の担当者は12日の県議会総務常任委員会で「高校への出前講座などをやってきた成果がある程度出ている」と説明した。19歳の低投票率は全国的な傾向で、「高校を卒業し、住民票を異動しないまま県外に転出し、不在者投票も行わない」と分析。新型コロナの感染拡大で帰県を控えたことも影響したとの見方を示した。

 県選管は市町村選管とも連携し、高校生や大学生に対して啓発活動を続けることにしている。

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1918446 0 地方選 2021/03/18 06:51:00 2021/03/18 06:51:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210318-OYT1I50008-T.jpg?type=thumbnail

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