保守分裂の知事選、農相支援の新人当選…敗れた現職側「参院選は農相の支援しない」

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 保守分裂となった長崎県知事選は20日、自民党県連が推薦する元厚生労働省医系技官・大石賢吾さん(39)(無=維新推薦)が現職らを破り、初当選した。支援組織も含めて自民党を二分する激戦だった。今夏の参院選・長崎選挙区(改選定数1)には、大石さんを支援した同党の金子農相(77)が出馬予定だが、しこりが残るのは必至だ。

当選を決め、花束を手にする大石賢吾さん(20日午後11時42分、長崎市で)=秋月正樹撮影
当選を決め、花束を手にする大石賢吾さん(20日午後11時42分、長崎市で)=秋月正樹撮影

 大石さんは、4選を目指した現職の中村法道さん(71)(無)を541票差でかわした。読売新聞が投票所で実施した出口調査では自民支持層の過半数が中村さんに投票。大石さんは4割弱で続いた。大石さんは長崎市や佐世保市の大票田で得票を伸ばし、郡部で浸透した中村さんを上回った。

 大石さんが開票作業を見守った長崎市の県医師会館では、当選の報が入ると、大きな拍手がわき上がった。大石さんは「世代交代を呼びかけ、共感してくれた皆さんの勝利だ」と述べた。

 選挙戦で、金子農相は過去3回の知事選で支えた中村さんではなく、大石さんの支援を表明。「最近の知事を見ると動きが鈍い」と手腕を疑問視し、世代交代を訴えた。

 中村さんを支援した党県連所属議員や県OBからは「金子農相はむちゃくちゃだ」との批判が渦巻く。中村さんを支援した県農政連幹部は参院選について「金子農相を本気で支援することはないだろう」と打ち明けた。自民党県連の山本啓介幹事長は「参院選への影響は考えないといけない。近く話し合いの場を設けたい」と語った。

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