告示日:6月18日 投票日:7月5日

小野おの 泰輔たいすけ

46歳
無所属 (維)
(元)熊本県副知事、衆院議員秘書、コンサルタント会社社員▷東大法▷目黒区

敬称略。氏名の後は投票日現在の年齢、党派(かっこ内は推薦政党。維=維新、N=N国)、新旧。経歴は現職(元)経歴(前職を含む)▷ 学歴 ▷ 出身地

アンケート

Q.小池都政は100点満点で何点か。理由も
A.25点。公約「七つのゼロ」は、ペット殺処分以外は全て未達成。知事就任後に策定した都の基本計画も四つの大目標が未達成だ。

Q.新型コロナウイルス対策として取り組みたい施策は
A.重症者対策で新型コロナICUセンターを整備。PCR検査は必要と判断された全員が受けられる体制に。抗原検査等を普及させる。

Q.来年に延期された東京五輪・パラリンピックへの賛否は。目指す大会像について
A.経済的ダメージは計り知れず中止は避けるべきだ。4年後の延期も視野に再交渉。感染症対応の時間を確保し、確実な開催を目指す。

Q.新型コロナ対策以外で最も重視する施策は
A.経済対策。休業協力金の支給が遅れている問題を解決し、成長戦略としてナイトタイムエコノミーの推進や公営事業の民営化を図る。

Q.一連の施策を実現するための財源確保策や行財政改革への考えは
A.自らの身を切る改革を含めた行財政改革を行う。事業見直しに改めて着手する。また外郭団体を整理し、天下り先の仕組みを一掃する。

Q.他候補にはない自身のセールスポイントは
A.熊本県副知事時代、くまモン関連商品の売り上げを1500億円にした。電話番号を公開し、話を聞いた。行政経験、行動力がある。

横顔

議論 巻き起こさねば

 「正義感が強く、間違ったことは許せない性格」で、幼い頃から政治に関心を持った。東大教授だった蒲島郁夫氏に政治学の教えを受けた後、衆院議員秘書などを務めたが、転機となったのは2008年。熊本県知事になった蒲島氏に誘われて「右腕」となり、12年には同県の副知事に就任した。

 全国屈指の人気キャラクター「くまモン」の海外展開を手がけたほか、16年の熊本地震、新型コロナウイルス感染症などの危機管理に奔走。「現場を歩き、当事者とともに悩み、問題を解決した」との自負がある。

 都知事選に挑戦したのは「コロナ禍の中、選挙を通じて議論を巻き起こさなければならない」との思いからだ。蒲島氏や熊本の友人らも「次は東京で頑張れ」と背中を押してくれた。

 妻と長男、双子の長女・次女の5人家族。趣味は酒蔵巡りや、沖縄伝統の楽器・三線(さんしん)を弾くことだという。

小野泰輔

第一声

仕事・育児・介護 環境作る

 小池都政は4年前、「七つのゼロ」というキャッチフレーズで大旋風を巻き起こしたが、成果はほとんど出ていない。その中で東京は苦しみ、新型コロナウイルスの感染者の抑え込みも一番うまくいっていない。新宿などで的確かつピンポイントな対策をし、それ以外の街は経済を最重視して復活させることが必要だ。

 東京は変わらなければいけない。テレワークが進む今がチャンス。(働き手が集まる)新宿、丸の内、渋谷だけでなく、都内の周辺都市で仕事、子育て、介護ができる環境を作る。

 即戦力で仕事をできるのは、8年間、熊本県副知事を務めた私だけ。キャッチフレーズだけの選挙はもう終わりにしなければならない。(新宿区歌舞伎町で)

小野泰輔

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