自民 ネット発信に力…参院選控え

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候補者ゲストに番組■炎上対策

 自民党が夏の参院選に向け、インターネットによる情報発信に力を入れている。選挙区が広い参院選はネット活用が有効とされ、無党派層への浸透や自民党支持層のつなぎとめを図る狙いがある。ネット上で批判が殺到する「炎上」防止にも取り組む。

 参院自民党は5日、党本部とは別のホームページ(HP)を開設したと発表した。党所属の参院議員らがフェイスブック(FB)やツイッターなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で個別に発信している情報を転載し、横断的に見られるようにした。

 自民党は2013年参院選で圧勝した反動もあり、今回の参院選では苦戦が予想される。危機感を強めた吉田博美参院幹事長らがHP開設を主導した。参院自民党ネット戦略強化チームの朝日健太郎事務局長は5日、「さらにコンテンツ(内容)を充実させたい」と力を込めた。

 参院選は、都道府県単位の選挙区選と全国比例選で競うため、衆院選に比べて選挙区が広い。ネット広報を重視するのは、候補者が路地裏などにも足を運んで支持を訴える「どぶ板」選挙のやり方では限界があるとみているためだ。

 党本部も、ネットを通じた参院自民党の支援に余念がない。党のインターネット番組「カフェスタ」で、松島みどり広報本部長が2月からトーク番組「みどりの部屋」を始めた。参院選候補者らをゲストに招き、対談形式で人柄や政策を視聴者に伝える。

 6日の番組には、参院選山形選挙区で再選を目指す大沼瑞穂・前厚生労働政務官が登場した。大沼氏は乳児用液体ミルクの国内販売解禁などに取り組んできた実績をアピールし、「お母さんの声、被災地の声を実現できたのはうれしい」と語った。

 ただ、ネットでの発信は、思わぬ逆効果を生むおそれもはらんでいる。気象庁が記録的大雨への警戒を呼びかけた昨年7月5日、西村康稔官房副長官が当日夜に開かれた自民党議員懇親会の写真をツイッターで公開すると、強い批判を招いた。

 こうした事情も踏まえ、参院自民党は2月から、参院選候補者らが専門家からSNS活用法の指南を受ける取り組みを始めた。専門家が各候補者のSNSをチェックし、炎上を招きかねないテーマを不用意に取り上げないことなどを助言する。参院自民党幹部は「ネットでの選挙運動で投票先を決める有権者もおり、対策は重要だ」と話している。

無断転載禁止
480071 0 参院選2019 2019/03/10 05:00:00 2019/09/19 15:38:39

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