野党統一候補で初合意…愛媛・熊本の2選挙区

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 立憲民主、国民民主、共産など主要野党6党派の幹事長・書記局長は14日、国会内で会談し、夏の参院選の改選定数1の「1人区」のうち、愛媛と熊本の2選挙区の統一候補について合意した。今回の参院選で、野党の候補者の一本化が決まったのは初めてだ。

 

参院選の選挙協力について話し合う野党の幹事長・書記局長ら(14日午後、国会で)=米山要撮影
参院選の選挙協力について話し合う野党の幹事長・書記局長ら(14日午後、国会で)=米山要撮影

 立民の福山幹事長は会談後、「一つ一つ結果を積み重ねていくことが、連携して安倍政権に対峙たいじしていくことを国民に分かりやすく示す一番適切な方法だ」と語った。

 愛媛、熊本両選挙区で統一候補となったのは、それぞれ元アナウンサーの永江孝子氏と弁護士の阿部広美氏。いずれも新人で、各党から公認を得ない無所属で出馬する。当選した場合の所属は未定という。

 2人は2016年参院選でもともに野党統一候補となっており、無所属で党派色が薄い。両選挙区とも共産党が候補者を立てておらず、「すでに一本化の構造ができあがっていて調整のハードルが低かった」(立民選対幹部)ため、早期の決定につながった。

 この日は、沖縄選挙区についても、新人の大学院教授、高良たから鉄美氏の立候補が決まり次第、統一候補として追認することを決めた。

 今後は各党がそれぞれ公認候補を出している選挙区の調整が始まる。最大の焦点となるのは、すでに23選挙区に候補を擁立している共産党の対応だ。

 共産党は、過去2回の国政選挙で一方的に候補を降ろしたが、今回は候補者取り下げの条件として「相互推薦・相互支援」を挙げ、複数選挙区で共産党候補への一本化を求める考えだ。志位委員長は14日の記者会見で「一方的な対応は今回はやらない」と改めて強調した。

 この日の会談では、次の野党統一候補の発表を統一地方選後とすることも確認した。統一選は21日に告示され、野党の候補者同士が各地で争うためだ。

 ただ、調整が長期化する見通しに、野党選対関係者からは「候補者のほとんどが新人候補。知名度を上げなければいけないのに、名前を売る時間が少なくなる」と懸念の声が上がっている。

無断転載禁止
489821 0 参院選2019 2019/03/15 05:00:00 2019/09/19 15:38:38 参院選の選挙協力について意見を交換するため会談に臨む(左から)自由党の森裕子幹事長、共産党の小池晃書記局長、立憲民主党の福山哲郎幹事長、国民民主党の平野博文幹事長、「社会保障を立て直す国民会議」の玄葉光一郎氏、社民党の吉川元幹事長(14日午後3時30分、国会で)=米山要撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/03/20190314-OYT1I50105-T.jpg?type=thumbnail

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