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安倍首相(自民党総裁)は21日、首相官邸で公明党の山口代表と会談し、夏の参院選に向けて自公両党の連携を加速させることを確認した。首相は衆院の解散について「頭の片隅にも、今もない」と述べ、参院選に合わせて衆院選を行う「衆参同日選」を見送る意向を伝えた。会談後、山口氏が記者団に明らかにした。
首相は19日の党首討論で、日本維新の会の片山共同代表の質問に「(衆院)解散という言葉は頭の片隅にもない」と答えた。山口氏はこのやりとりを引き合いに出し、首相に「その後、気持ちは変わったか」と意向を尋ねた。山口氏は記者団に「首相の心の内は分からない。最終的に首相が判断されることだ」とも語った。
衆参同日選の可能性について、自民党の甘利明選挙対策委員長は21日、党本部で記者団に「伝わってくる感触から言うと、99・3%ないのではないか」と述べた。