[参院選2019]著名人擁立 相次ぐ…レーサー、漫才師、格闘家

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与野党 無党派層狙い

 夏の参院選に向け、与野党がタレントや元スポーツ選手ら著名人の新人候補擁立を進めている。高い知名度を生かし、無党派層を中心に幅広い支持を掘り起こす狙いがある。

 著名人の発掘に力を入れているのは立憲民主党だ。比例選候補には、元格闘家の須藤元気氏(41)やボーカルグループ「RAG FAIR」元メンバーの奥村政佳氏(41)、漫才師のおしどりマコ氏(44)らの名前が並ぶ。枝野代表は24日の党会合で「多様な人が出てもらったのは、うれしい」と満足げに語った。

 自民党からも、元F1レーサーの山本左近氏(36)が比例選に立候補する。山本氏は引退後、社会福祉法人などの経営に携わっており、党本部は全国老人保健施設連盟の推薦など団体支援も含めて全面的にバックアップする構えだ。

 著名人の出馬は、衆院選に比べて参院選の方が多い傾向がある。衆院比例選の投票は「政党名」のみだが、参院比例選は「政党名」「個人名」のどちらでも投票できる。個人名票も政党の得票に数えられるため、全国のファンが著名人候補の名前を書いて投票すれば、党の得票を底上げする効果があるためだ。

 特に、与党に比べて地方議員などの支持基盤が弱い野党にとって、「著名人は貴重な集票の原動力になる」(立民幹部)という事情もある。

 今回は選挙区選でも著名人候補が目立つ。国民民主党は大阪選挙区で、関西を拠点に活動するスリランカ出身のタレント、にしゃんた氏(49)、自民党は愛媛選挙区に地元タレント、らくさぶろう氏(54)を擁立した。いずれも地域に根ざした知名度が武器だ。

 選挙戦では優位に立つことが多い著名人候補だが、政治家としての力量は未知数だ。女優から政界入りし、与党党首や閣僚、参院議長を歴任した扇千景氏のような例がある一方、存在感を発揮できないまま短期間で政界を去ったタレント議員も少なくない。今回の選挙戦で、いかに独自の政治理念や政策を訴えることができるかが問われていると言えそうだ。

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657562 0 参院選2019 2019/06/26 05:00:00 2019/09/19 15:40:16 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/06/20190625-OYT1I50062-T.jpg?type=thumbnail

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