[ドキュメント 19参院選]小沢流 地方から支持拡大

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野党統一候補の事務所を訪れ、関係者を激励する国民民主党の小沢一郎氏(左)と玉木代表(2日午後、大分市で)
野党統一候補の事務所を訪れ、関係者を激励する国民民主党の小沢一郎氏(左)と玉木代表(2日午後、大分市で)

 国民民主党の小沢一郎氏(77)は2日、玉木代表(50)と大分選挙区(改選定数1)に入り、大分市の野党統一候補の事務所を訪れた。

 「広い。素晴らしい事務所だ。勝たないといけない、これでは」

 小沢氏は足を踏み入れるやいなや、出迎えたスタッフに発破をかけた。

 ソファに腰掛けて一通り情勢報告を受けると、「選対に社民党の代表は入っているか」「候補者は毎日毎日、回っているか」と質問を浴びせ、「形だけまとまっても、実態が一緒にならないとな」とクギを刺した。

 滞在時間は約10分。2人は別々に車に乗り込み、支援者回りなどに向かった。

 小沢氏は、民主党代表時代の2007年参院選で「国民の生活が第一」をスローガンに掲げて大勝し、第1次安倍内閣が退陣する大きな要因を作った。自由党を率いていた今年4月、野党勢力の結集を目指して国民との合併に踏み切り、自身は、玉木氏が兼ねる総合選挙対策本部長の相談役に就いた。

 国民は参院選公約でアベノミクスの対案として「家計第一」を打ち出した。小沢氏は6月26日の国会閉会後、長崎や愛媛を回り、組織固めに徹している。与党との経済政策の違いを強調する対立軸作りや、地方から支持拡大を図る「川上戦略」は12年前と変わらない「小沢流」の戦い方だ。

 小沢氏は事務所で、野党統一候補が二回り以上離れた49歳と聞くと、自分に言い聞かせるように語った。

 「年ばかり取っても、なかなかうまくいかないよ。もう一度、頑張らないといけない」

無断転載禁止
669360 0 参院選2019 2019/07/03 05:00:00 2019/09/19 15:40:00 大分市で野党統一候補の事務所を訪れ、関係者を激励する国民民主党の小沢一郎・旧自由党共同代表(左)と玉木代表(2日午後1時12分、大分市で)=深沢亮爾撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190702-OYT1I50066-T.jpg?type=thumbnail

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