[ドキュメント19参院選]第一声 重点区アピール

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立憲民主党は新宿駅前で第一声を行った(4日午前10時5分、東京都新宿区で)=松本剛撮影
立憲民主党は新宿駅前で第一声を行った(4日午前10時5分、東京都新宿区で)=松本剛撮影

 参院選公示日の4日、与野党の党首が第一声に選んだ場所から、各党の描く選挙戦略がうかがえた。

 自民党総裁の安倍首相(64)は、東日本大震災からの復興に取り組む福島市を遊説先に選んだ。

 「すばらしい、日本一」

 首相は演説場所の果樹園で勧められた桃とサクランボをほおばると、満面の笑みを浮かべた。福島県産食材の安全を訴えるパフォーマンスの一環だ。首相は原発事故による風評被害を気にかけており、先のG20大阪サミットでも福島県産食材を各国首脳らに振る舞った。

 震災復興のアピールは、東北を重視する姿勢の表れでもある。東北6県はいずれも1人区で、自民候補は野党候補との接戦が予想される。演説では「福島の復興なくして東北の復興なし。東北の復興なくして日本の再生なし」と訴えた。演説後はぬかるみもいとわず、聴衆とハイタッチを繰り返した。

 対照的に、立憲民主党の枝野代表(55)は乗降客数日本一を誇る東京・新宿駅東南口で声を張り上げた。

 新宿周辺では、性的少数者(LGBT)向けの店なども少なくない。立民は参院選公約に「LGBT差別解消」をうたい、候補にもLGBTを擁立している。白いレインコート姿でマイクを握った枝野氏は「多様な生き方、暮らし方をもっともっと互いに認め合う社会を作っていこう」と拳を振り上げた。

 一方、共産党の志位委員長(64)は同じ新宿駅でも、西口で街頭演説した。

 改選定数6の東京選挙区では、野党もライバル同士だけに、枝野、志位両氏が並んで訴えることはなかった。野党共闘でも共産との距離感が目立つ立民の立ち位置を象徴するような場面となった。

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673415 0 参院選2019 2019/07/05 05:00:00 2019/09/19 15:39:43 参院選が公示され候補者らの第一声に集まった有権者ら(4日午前10時5分、東京都新宿区で)=松本剛撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190705-OYT1I50000-T.jpg?type=thumbnail

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