令和の1票つかむ、与野党キャッチフレーズ合戦

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 21日投開票の参院選では、各党が公約の表紙などに打ち出すキャッチフレーズで、有権者にアピールしようと腐心している。国家のあり方から市民の暮らしまで多岐にわたるフレーズからは、令和初の国政選挙に臨む各党の狙いや戦略も浮かび上がる。

 

参院選候補者の演説に耳を傾ける有権者ら(4日午後、東京都内で)=伊藤紘二撮影
参院選候補者の演説に耳を傾ける有権者ら(4日午後、東京都内で)=伊藤紘二撮影

 自民党は「日本の明日を切りひらく。」を掲げた。

 安倍首相(自民党総裁)は4日、仙台市での街頭演説で「令和の時代を切り開いていくのは、若い皆さん。子供たちや若い皆さんにも投資していく」と力を込め、幼児教育・保育無償化などを挙げた。今回の参院選は「令和時代の日本の姿を選ぶ選挙」(岸田政調会長)だとして、新時代でも引き続き内政や外交の担い手となる決意を示している。

 公明党は「小さな声を、聴く力。」を採用した。100万人の訪問調査運動を通じ、教育負担軽減など、有権者が望む政策の実現につなげた自負がうかがえる。山口代表は「生活現場と直結した公明党が連立政権にいることが、政治の数の安定だけでなく、質の安定をもたらす」と強調する。

 野党第1党の立憲民主党が多用するのが、「#令和デモクラシー」だ。今の政治を「一握りの政治家によるトップダウンの政治」(枝野代表)と批判する。大正デモクラシーに重ね合わせることで、令和時代の幕開けを政策転換につなげたいとの思いがにじむ。

 国民民主党は、首相の経済政策「アベノミクス」との違いを際立たせようと、「家計第一」を掲げた。公約にも、児童手当の増額や家賃補助の創設などの支援策がずらりと並ぶ。家計の負担を軽くして消費を拡大すると主張している。

 共産党は「希望と安心の日本を」と訴え、年金改革などで安心できる暮らしの実現を呼びかける。

 日本維新の会は「創れ、新たな日本のかたち 目指せ、もっと自由で安心な社会」。憲法改正や持続可能な社会保障制度を提案する。「支えあう社会」を掲げる社民党は、持論の護憲よりも、経済や社会保障政策の転換を前面に打ち出している。

無断転載禁止
675962 0 参院選2019 2019/07/06 15:00:00 2019/09/19 15:39:38 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190706-OYT1I50052-T.jpg?type=thumbnail

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