[党首に聞く 参院選2019]「減らない年金」生活に希望…共産党委員長 志位和夫氏 64

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 ――参院選の目標は。

 党としては850万票を獲得し、比例選で7議席以上、選挙区選では現有3議席を絶対に確保したい。国民の誰もが希望を持ち、安心して暮らせる日本に向け、大きな政治の切り替えを訴える。野党全体で自民・公明とその補完勢力を少数に追い込み、衆参両院で多数派が異なる「ねじれ国会」を作る。

 ――安倍内閣の評価は。

 アベノミクスで家計は冷え込み、実質賃金はマイナスだ。潤ったのは一部の富裕層と大企業だけで、格差と貧困がひどくなっている。そこに消費増税をかぶせようとしている。対露、対米外交も破綻している。原発輸出も失敗した。内政も外交も行き詰まっている。

 ――年金問題については。

 金融審議会の報告書の受け取りを拒否するのは、自分の都合の悪い事実は隠蔽いんぺいしようという言語道断の所業で、貧しい年金の現実が変わるわけではない。

 国民にとっては「年金が先細りになってしまうのではないか」というのが一番の不安だ。(年金の給付伸び率を抑える)マクロ経済スライドを廃止して、7兆円の年金削減を許さず、「減らない年金」にする。7兆円の財源には、年金積立金などを充てる。

 ――どう戦うか。

 「くらしに希望を三つのプラン」で、〈1〉最低賃金の1500円への引き上げ〈2〉国民健康保険料の抜本的な値下げと減らない年金〈3〉大学の学費の段階的な無償化と義務教育の完全無償化――などを掲げた。財源の7・5兆円は、消費税に頼らず、大企業と富裕層に対する優遇税制の是正などで賄うことを提案している。

 ――安倍首相は憲法改正論議への姿勢を争点化している。

 憲法を議論しない政党はない。本当の争点は、首相の9条改憲案の是非だ。どんな世論調査でも、国民が重視するのは社会保障や消費税など、暮らしの問題だ。国民が望まない時に、無理やり憲法審査会を動かして強引に国会発議するのは立憲主義に反する。

無断転載禁止
676764 0 参院選2019 2019/07/07 05:00:00 2019/09/19 15:42:06 参議院選について報道各社のインタビューに応える、日本共産党の志位委員長(29日午後、東京都渋谷区・日本共産党本部で)=園田寛志郎撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190706-OYT1I50074-T.jpg?type=thumbnail

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