【詳細版】日本維新の会・松井一郎代表インタビュー

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報道各社の共同インタビューに答える日本維新の会の松井一郎代表
報道各社の共同インタビューに答える日本維新の会の松井一郎代表

 日本維新の会の松井代表は参院選(21日投開票)を前に、報道各社のインタビューに応じた。発言の詳細は次の通り。

消費増税凍結を訴え

 ――参院選で最も力を入れる訴えは。

 10月の消費増税凍結の一点だ。増税すれば、国内の消費は冷え込む。政府は増収分を教育無償化の財源にするとしているが、大阪では増税なしに私立高校の授業料や幼稚園、保育園の保育費無償化を実現した。

「民主党政権より、経済状況まし」

 ――安倍政権の評価は。

 アベノミクスについては、デフレをある程度、改善したと評価している。民主党政権の時よりは、よっぽどましな経済状況になっている。ただ、アベノミクスに足りないのは、新しい産業を確立していないという部分だ。金融緩和と財政出動で景気を底支えしてきたことは認めるが、日本に新しい産業を作ることまではできていない。一番の問題点は、業界からの反発によって規制緩和に後ろ向きなことだ。このため、経済のパイ全体を大きくすることは出来ていない。

憲法9条議論するべき

 ――憲法改正論議をどう見るか。

 我々は教育無償化、憲法裁判所設置、統治機構改革の三つを訴えている。その中でも教育無償化は、まず実現したい。

 トランプ米大統領が日米安全保障条約を「不公平」と発言した。これを見て見ぬふりすることこそ、政治家として無責任だ。各国と日本の関係の現実に照らして憲法9条を議論すべきだ。

 国会の議論のルールが古ぼけている。野党第1党の立憲民主党の了解がないと憲法審査会などを開けない。立民は議論する場所に出てこず、職場放棄している。そこに気を使ってどうするのと思う。時代遅れの国会運営を見直すべきだ。

大阪府議会では2011年3月、議員報酬の3割カットを実現させた(注:写真と本文は関係がありません)
大阪府議会では2011年3月、議員報酬の3割カットを実現させた(注:写真と本文は関係がありません)

 ――身を切る改革として、議員報酬3割カットを掲げた。

 大阪府議会は、報酬3割カットを実現した後でも1000万円だ。国会議員の歳費を3割削減しても、1500万円になるだけだ。パフォーマンスで掲げている数字ではない。

 ――公明党が維新と同じく身を切る改革を公約に掲げた。

 びっくりした。完全に維新の改革を参考にされた。公明党は小さな声を一番聴く政党と言っているので、一緒にできればいい。

年金「積み立て方式」の導入を

 ――年金問題はどうする。

 (現役世代が高齢者を)1対1で支えていく時代が来る。(世代間で支え合う)賦課方式では成り立たない。(自分の老後のために保険料を積み立てる)積み立て方式を導入し、人生100年時代を安心して迎えられるよう準備しておくべきだ。

 ――国立追悼施設整備とインテリジェンス機関創設も訴えている。

 靖国神社に国内外の指導者が参拝するのは非常に難しい状況だ。これを解決する手段として国立追悼施設を議論すればいい。日本は先進国の中で、情報収集能力が低いので、インテリジェンス機関が必要だ。

 ――大阪以外の各地の地域政党と連携している。

 一挙に維新スピリッツが広げられるとは考えていないが、地方分権を実現したいという仲間と連携を密にして活動していきたい。関東などでは、維新がどのような政治理念や政策を掲げているのか伝え切れていない。候補者には、自己責任・自己負担で選挙を戦ってもらう。非常に重い判断をして、志を持って立候補してくれるわけだから、全員当選に全力を尽くしたい。

連立内閣には入らず

 ――自民党との連立は。

 連立には入らない。自民党は既得権益を守る側だ。税金の使い方、毎年の予算編成を了解できるはずがない。

 自民党が過半数割れする形まで頑張りたい。第1党は自民党から当面の間、移らないだろう。ただ、第1党であっても過半数がなければ、第2党、第3党と政策協議が必要になる。そのくらいの力を与えていただいた時に、自民党の政策に協力する代わりに、我々はまずは政治家の身分を変えるところからスタートしたい。(おわり)

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678649 0 参院選2019 2019/07/08 12:59:00 2019/09/19 15:41:58 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190708-OYT1I50034-T.jpg?type=thumbnail

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