[ドキュメント 19参院選]社民 存亡かけた戦い

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有権者と握手を交わす社民党の福島瑞穂副党首(埼玉県川越市で)
有権者と握手を交わす社民党の福島瑞穂副党首(埼玉県川越市で)

 社民党は、党の存亡をかけた戦いに挑んでいる。

 「護憲の老舗政党。政党要件をちゃんと持って頑張りたいんです。社民党は国会に必要です」

 8日朝、埼玉県川越市の商店街。行き交う通勤客を前に、白いスーツ姿の福島瑞穂副党首(63)は危機感をあらわにした。

 自民党と競った旧社会党を源流とする社民も、現在の所属議員は衆参各2人だけとなった。参院選で「得票率2%以上」を獲得できず、国会議員が4人以下にとどまれば、公職選挙法上の政党要件を失う危機に直面している。

 陣頭指揮を執るはずの又市党首(74)は5月に肺がんの手術を受け、出馬を取りやめた。体調不良で大声を控えており、応援演説に立つこともかなわない。元党首の福島氏と党首の代役を務める吉川幹事長(52)の二枚看板で、首都圏を中心とした全国遊説と、テレビ出演などに汗をかいている。

 重視するのは比例票の掘り起こしだ。社民候補を立てていない埼玉で福島氏がマイクを握ったのも、浮動票を多く抱える大票田だからだ。福島氏は「比例は社民党」と繰り返し、「憲法9条を変えようとする安倍首相の野望を終わらせる」と訴えた。

 しかし、声を張り上げる福島氏のわきには、社民の比例候補の姿はなかった。国政復帰を目指す前党首の吉田忠智氏ら4人しか擁立しておらず、「一緒に遊説していたらもったいない」(党関係者)ためだ。限られた人数で手分けをして、一人でも多くの有権者に訴えを届けようとしている。

 選挙戦最終日の20日まで、崖っぷちの戦いが続く。

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679828 0 参院選2019 2019/07/09 05:00:00 2019/09/19 15:41:52 有権者と握手を交わす社民党の福島瑞穂副党首(埼玉県川越市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190708-OYT1I50072-T.jpg?type=thumbnail

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