[ドキュメント 19参院選]竹下派 地盤死守へ苦闘

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新人候補を応援する竹下派会長代行の茂木経済再生相(9日、長野県塩尻市で)
新人候補を応援する竹下派会長代行の茂木経済再生相(9日、長野県塩尻市で)

 自民党第3派閥の竹下派(平成研究会、54人)が参院選で厳しい戦いを強いられている。

 竹下派は今回、吉田博美参院幹事長(70)が引退するが、吉田氏の地元、長野選挙区を「最重点区」と位置づけている。

 「(吉田氏から)どうしても今日、こちらにうかがえない。大変申し訳ない。よろしくお伝えくださいという話だった」

 9日夜、長野県塩尻市。会長代行を務める茂木経済再生相(63)は同派新人候補の演説会で吉田氏のおわびを伝えた。

 長野は改選定数が1に減った2016年参院選で新人の野党統一候補が自民現職を破っており、今回も国民民主党現職が野党統一候補となった。9日、応援弁士として松本市に駆けつけた小泉進次郎衆院議員が「番狂わせを起こす以外に勝利はない」と言い切るように、形勢不利と見られている。脳腫瘍の手術をした吉田氏はリハビリ生活を送っている。竹下亘会長(72)も食道がんの治療で療養中だ。「会長不在」の同派で幹部は競うように応援に入る。加藤総務会長は公示日に加え、終盤にもマイクを握る。茂木氏も11日に再び入り、県内を回る予定だ。

 佐藤栄作元首相が「参議院を制する者は政界を制する」と語った教えを派閥の創設者である竹下登元首相が受け継ぎ、同派は参院を重視してきた。「参院のドン」と呼ばれた青木幹雄・元参院議員会長(85)が今も影響力を持ち、約4割を参院議員が占める。しかし、参院を束ねてきた吉田氏の存在は大きく、抜けた穴を埋めるのは容易ではない。長野の苦戦は参院選後の派の行方に重なるのかもしれない。

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681898 0 参院選2019 2019/07/10 05:00:00 2019/09/19 15:41:46 新人候補を応援する竹下派会長代行の茂木経済再生相(長野県塩尻市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190710-OYT1I50004-T.jpg?type=thumbnail

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