[党首走る]市民目線が第一…立民 枝野代表 55
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街頭演説では安倍政権への批判を控え、党の政策の説明に時間を割く。
「現場で働く皆さんが意欲をもって安心して働き、老後や子育ての安心が高まっていく。お互いさまに支えあって社会全体の活力を引き出していこう」。将来展望を有権者に示すことが役割だと考えている。
立憲民主党は旧民進党の分裂により、2017年衆院選の公示1週間前に結党した。「上から目線」でない、「草の根民主主義」への転換を訴えてきた。今回の参院選には、性的少数者(LGBT)や障害者を擁立しており、「これまで選挙に出ようという意欲すら持ち得なかった人を国会に送り、党の多様性を明確に示したい」と意気込む。
投開票日までは趣味のカラオケを封印し、iPod(アイポッド)とヘッドホンを持ち歩く。移動中はアイドルグループ「
普通選挙を実現した大正デモクラシーのようなうねりを起こそうと、党が目指す政治の姿を「令和デモクラシー」と名付けた。野党第1党の党首として初めて臨む国政選で、躍進を目指す。(政治部 前田毅郎)