首相遊説日程、ヤジ対策で非公表…枝野氏「不思議だな」

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街頭で演説する安倍首相(13日午後、秋田市で)=田村直広撮影
街頭で演説する安倍首相(13日午後、秋田市で)=田村直広撮影

 自民党が参院選(21日投開票)で、安倍首相(党総裁)の応援演説の日程を一般向けに公表していないことを野党が批判している。自民党は首相の演説中に妨害行為を受けることを防ぐため、今後も公表はせず、地元の党関係者を通じた告知にとどめる方針だ。

 ■教訓

 首相は13日、青森県と秋田県で街頭演説したが、いずれの会場でも、ヤジが飛ぶことはほとんどなかった。

 同党は党ホームページ(HP)で役員の演説日程を公表しているが、首相の日程は載せていない。その理由について、萩生田光一幹事長代行は「日程を公表すると、組織的に演説を妨害される方も中にはいる。演説を聞きたい人に迷惑をかけてしまう」と説明する。

 背景には、2017年7月の東京都議選での教訓がある。首相は東京・秋葉原で演説中に「辞めろ」コールを連呼され、「こんな人たちに負けるわけにいかない」などと反論。色をなした姿はその後、批判の的となった。都議選で自民党は大敗し、党はヤジ対策のため、17年10月の衆院選から首相の演説日程の公表をやめた。

 ただ、候補者陣営には「大々的に告知して無党派層などの支持獲得につなげたいのに、できない」(山形県連関係者)という悩みがある。今月7日の東京・中野の演説では、候補者陣営が独自に看板などで告知した結果、首相を批判するプラカードを持った人たちが集まり、演説を終えた首相に向かって「辞めろ」「帰れ」などと叫ぶ場面もあった。

 ■HPで告知

 一方、野党第1党の立憲民主党は、演説日程を事前に党HPで告知し、枝野代表もツイッターで「皆さん、お待ちしています」などとアピールしている。自民党の対応について、枝野氏は13日、静岡市葵区で記者団に「私どもは一人でも多くの方に働きかけたいと思って(日程を公表して)遊説しているが、不思議だなと思っている」と皮肉った。

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690542 0 参院選2019 2019/07/14 05:00:00 2019/09/19 15:41:23 街頭で演説する安倍首相(7月13日午後4時42分、秋田市で)=田村直広撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190714-OYT1I50000-T.jpg?type=thumbnail

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