与党、改選過半数の勢い…参院選・読売情勢調査

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街頭で支持を訴える候補者の演説に集まった人たち(14日午後、東京都千代田区で)=横山就平撮影
街頭で支持を訴える候補者の演説に集まった人たち(14日午後、東京都千代田区で)=横山就平撮影

 読売新聞社は21日投開票の第25回参院選について12~14日の3日間、全国世論調査を実施し、総支局の取材結果などを加味して中盤の情勢を探った。自民、公明の与党は改選定数(124)の過半数(63)を超える勢いだ。立憲民主党は20議席台をうかがう。改選定数1の1人区(32選挙区)では自民党が優位に立っている。

 今回の参院選では、与党と憲法改正に前向きな日本維新の会、無所属議員を含めた勢力が、国会発議に必要な総定数の3分の2(164)を維持できるかどうかも焦点だ。この場合、85議席が必要となる。

 自民党は1人区のうち福島、山梨、奈良、長崎など計22選挙区で一歩リードし、比例選でも第1党の勢いだ。改選定数2の茨城、静岡、京都、広島の4選挙区ではいずれも議席を獲得しそうで、東京選挙区(改選定数6)では2議席獲得も視野に入れる。

 公明党は堅調で、候補を擁立した7選挙区すべてで議席獲得の可能性がある。比例選は目標の6議席を上回りそうな情勢だ。

 立民は複数区の北海道、埼玉、千葉、神奈川で優位に戦いを進めている。比例選も合わせると改選9議席から大幅に増やし、20議席台に手がかかるところまで来ている。国民民主党は苦戦している。選挙区選で先行しているのは長野、静岡、愛知の3選挙区のみで、比例選は改選4議席の維持が難しい情勢だ。

 共産党は東京、埼玉など都市部の選挙区選で健闘が目立ち、比例選を含めると、2016年参院選の6議席を上回る勢いだ。維新は支持基盤の厚い大阪選挙区で2議席獲得を射程にとらえた。比例選でも支持を伸ばし、全体で改選7議席を上回る情勢だ。社民党は比例選で議席を維持できそうな情勢だ。諸派では、れいわ新選組が議席を取る可能性がある。

 野党4党が全ての1人区に擁立した統一候補(無所属含む)は、3選挙区で先行し、7選挙区で自民党の候補と競り合う。16年参院選の1人区で野党が獲得した11議席を上回るのは、難しい状況になっている。

 投票態度を明らかにしていない有権者は選挙区選で3割強、比例選で2割強おり、情勢は変わる可能性がある。

 参院は、3年ごとに定数の半数が改選される。今回の参院選は改選定数124(選挙区選74、比例選50)で争われ、選挙区選に215人、比例選に155人の計370人が立候補した。

 調査は電話で実施し、固定電話は有権者が在住する4万285世帯の中から2万738人、携帯電話は応答のあった1万361人の中から6088人、計2万6826人の回答を得た。回答率は固定51%、携帯59%。

 選挙区選の情勢分析<1>はこちら

無断転載禁止
691340 0 参院選2019 2019/07/14 23:00:00 2019/09/19 15:41:21 街頭で支持を訴える候補者の演説に集まった人たち(14日午後4時1分、東京都千代田区で)=横山就平撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190715-OYT1I50037-T.jpg?type=thumbnail

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