[街角で 参院選2019]<新宿2丁目>多様性 思いやる社会に

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客と談笑するバー「九州男」の増田逸男さん(11日、東京都新宿区で)=池谷美帆撮影
客と談笑するバー「九州男」の増田逸男さん(11日、東京都新宿区で)=池谷美帆撮影

 色とりどりの看板が通りを照らす。ゲイ(男性の同性愛者)の街として知られる新宿2丁目は今、おしゃれな店も多く、仕事帰りの会社員やOLも行き交う。

 「昔よりお客さんは減ったけど、外国人は増えたね」。ゲイバー「九州男くすお」のオーナー増田逸男さん(71)は1977年に店を構え、42年間、街を見てきた。

 インバウンド政策で、街には外国人観光客が目立つようになった。増田さんは「日本の魅力を感じてもらえる」と歓迎しながらも、少し複雑だ。「あまりにも多くの外国人が殺到して土地の風情などが崩れる観光地もある。国はバランスを考えてほしい」

 ゲイであることを親に受け入れてもらえず20代で故郷の宮崎県を飛び出した。その頃とは社会の目は様変わりした。「ここは昔は生きづらさを抱えた人たちの“隠れ家”だったが、最近は少しずつ理解されてきたと感じる。ゆっくりでいい。もっと社会に理解が浸透してほしい」と語る。

     ◎

 近くの「松床まつどこ理容室」に入った。理容師の女性(70)は、客との会話で参院選が全く話題にならないことに違和感を覚える。「政治や政策への愚痴すら聞かない。関心が低いのかな」

 大林さんの関心事は街の活気だ。最近も近くのすし屋やバーが店を閉めた。「小さな店が多いこの街は、一つ一つの店が元気でこそ活気が出るが、経営が厳しい店も多い。そうした店への支援など、国は対策を考えて」と話す。

     ◎

 この街に来るのは2度目だという東京都中央区の主婦(34)は、夫の転勤で仕事を辞め、都内に来た。就職先が見つからない。

 「雇用は好調というけど、女性にとってはそうでもない。選挙では女性の働き方に関する政策に注目している」

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696493 0 参院選2019 2019/07/18 15:00:00 2019/09/19 15:41:02 客と談笑する新宿2丁目のバー「九州男」の増田逸男さん(11日、東京都新宿区で)=池谷美帆撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190718-OYT1I50037-T.jpg?type=thumbnail

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