野党 泣き笑い

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壇上で笑顔を見せる立憲民主党の枝野代表(右から2人目)と長妻代表代行(左端)、福山幹事長(左から2人目)ら(21日午後9時56分、東京都港区で)
壇上で笑顔を見せる立憲民主党の枝野代表(右から2人目)と長妻代表代行(左端)、福山幹事長(左から2人目)ら(21日午後9時56分、東京都港区で)

 東京都港区のホテルに設けられた立憲民主党の開票センターでは、「当選確実」の報を受けるたびに党関係者から拍手や歓声が上がり、枝野代表らが笑顔で候補者名が書かれたプレートを次々と掲げていった。

 枝野代表は記者会見で「結党から2年弱で、まだ地方組織も十分な体制でない中、大きく議席を伸ばすことができた」と満足そうに語った。

 同党は旧民進党の分裂後、「草の根民主主義」を掲げて2017年衆院選の公示直前に結党された。2度目の国政選挙となる今回参院選でも、安倍政権を「国民の暮らしの足元に目を向けない政治」などと批判し、対決姿勢を強めた。

 千葉選挙区(改選定数3)では、元環境相で立憲民主党現職の長浜博行さん(60)が3選を確実にした。千葉市中央区の事務所で支持者らに「正直に政治をやる姿が、日本の民主主義を立て直す方法かもしれない」と述べた。報道陣には「自民党でも共産党でもない政治の道を究めていきたい。ガラス張りの政治をやりたい」と決意を語った。

 ただ、立憲民主党は政権批判票を確実に取り込んで勢力を拡大させた一方、全国の「1人区」では野党統一候補が伸び悩み、課題も残した。それでも、枝野代表は「新人ばかりで苦戦するかと思っていたが、全国的に良い戦いができた。連携を強化し、次の衆院選では、野党第1党の責任として政権の選択肢としての立場を示す」と前を向いた。

 

愛知・大塚さん当選…国民

 初の本格的な国政選に臨んだ国民民主党。選挙戦では「家計第一の経済政策」を訴え、児童手当の増額などを公約に掲げた。愛知選挙区(改選定数4)では、代表代行の大塚耕平さん(59)が4選を決め、名古屋市中区の事務所で「社会保障に取り組む」と語った。

共産・伊藤さん喜び…埼玉

 共産党は、改選定数が1増えて4になった埼玉選挙区で、21年ぶりに議席を獲得した。21日夜、初当選を決めた同党の伊藤岳さん(59)は、さいたま市大宮区の事務所で集まった支持者を前に、「歯を食いしばって頑張って、組織と市民の皆さんが勝ち取った勝利だ」と述べた。選挙戦で伊藤さんは、要介護4の父を介護した経験から特別養護老人ホームの増設など社会保障の充実を訴えた。

無断転載禁止
701865 0 参院選2019 2019/07/22 05:00:00 2019/09/19 15:45:59 当選確実となった候補者のボードを貼る(左から)立憲民主党の長妻代表代行、福山幹事長、枝野代表ら(21日午後9時56分、東京都港区の立憲民主党開票センターで)=関口寛人撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190722-OYT1I50019-T.jpg?type=thumbnail

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