1人区に重点 効果…自民 東北は負け越し

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 与野党攻防の焦点となった全国32の「1人区」では、自民党は22勝10敗と勝ち越し、2016年参院選の21勝を上回った。立憲民主、国民民主、共産、社民の野党4党の統一候補は各地で苦戦を強いられた。

 参院選はこれまで、1人区の結果が全体の勝敗を大きく左右してきた。

 自民党は今回も1人区を主戦場と位置づけ、16年参院選で敗れた11選挙区を「激戦区」に指定し、秋田、滋賀など情勢の厳しい5選挙区も同等の扱いとして、幹部を重点的に投入した。野党は自民党に対抗するため、16年に続きすべての1人区で候補を一本化し、前回の11議席以上を目標に共闘態勢を組んで戦った。

 自民党は、保守地盤の厚い北関東の栃木、群馬、北陸の富山、石川、福井のほか、合区の鳥取・島根、徳島・高知などで手堅く勝利を重ねた。

 東北6県は16年参院選で1勝5敗と大敗した。前回は環太平洋経済連携協定(TPP)への反発が強く、東北5県の農協系団体が自主投票だったが、今回は全6県で自民候補への推薦を取り付け、挽回を期した。青森と福島で議席を得たものの、今回も2勝4敗と負け越した。

 一方、野党は1人区全てで統一候補を擁立したが、自民に水をあけられた。秋田では無所属新人が自民現職を退けた。地上配備型迎撃システム「イージスアショア」を巡る防衛省の不手際に対する批判票が集まった。

 1人区では、13年参院選で自民党が29勝2敗と圧勝し、安倍首相は長期政権の基盤を築いた。16年は自民党が21勝11敗と勝ち越したが、野党統一候補も東北で善戦した。第1次安倍内閣当時の07年は与党が6勝23敗と惨敗し、首相は2か月後に退陣した。

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701918 0 参院選2019 2019/07/22 05:00:00 2019/09/19 15:46:11

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