接戦7区 自民全敗…1人区 野党新人 無党派が支持

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 改選定数1の「1人区」で、読売新聞の情勢調査で自民党候補と野党統一候補が接戦となっていた7選挙区は、すべての選挙区で野党統一候補の新人が自民党の現職をくだした。自民党は7選挙区すべてを激戦区としてテコ入れを図ったが、功を奏さなかった。

 岩手では、自民党の平野達男氏が横沢高徳氏に敗れた。平野氏は1992年以来となる自民党の議席獲得を目指したが、元復興相の知名度と組織力を生かせなかった。横沢氏は9月の県知事選で4選を目指す達増拓也知事と連携。立憲民主党支持層の88%を固め、無党派層59%の支持も集めて平野氏を振り切った。

 宮城では、4選を目指す愛知治郎氏を、石垣のり子氏が9498票の僅差で破った。愛知氏は元外相の祖父から3代続く後援会や地方議員らによる組織戦を展開したが、石垣氏はラジオ局アナウンサーの知名度を生かして対抗。老後資金の2000万円不足問題などで政権を批判し、内閣不支持層から80%の支持を得て競り勝った。

 2016年参院選で自民党が東北地方唯一の議席を死守した秋田では、中泉松司氏が寺田静氏に議席を奪われた。政府が県内に配備を予定している地上配備型迎撃システム「イージスアショア」を巡る防衛省の不手際が逆風になった。寺田氏は夫が衆院議員、義父は前知事で県民になじみの深い「寺田家」の知名度を生かし、無党派層69%を固め、自民党支持層22%にも食い込んだ。

 新潟では、塚田一郎氏が打越さく良氏に4万2667票の大差で敗れた。塚田氏は安倍首相らに公共事業で「忖度そんたくした」と発言し、国土交通副大臣を引責辞任したことが響いた。

 滋賀は、二之湯武史氏が前知事の嘉田由紀子氏に敗北。自民党岸田派が二之湯氏を全面支援したが、「原発ゼロ」などを主張し、無党派層61%に支持された嘉田氏にとどかなかった。

 山形、大分でも自民党現職は、無党派層に支持された野党統一候補新人に及ばなかった。

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702599 0 参院選2019 2019/07/22 15:00:00 2019/09/19 15:45:49 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190722-OYT1I50076-T.jpg?type=thumbnail

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