自民、参院広島の再選挙で経産官僚を擁立へ…地元出身の西田氏
メモ入力
-最大400文字まで
完了しました
大規模買収事件で有罪が確定した河井案里氏(自民党を離党)の当選無効に伴う参院広島選挙区の再選挙(4月25日投開票)で、自民党広島県連は16日、経済産業省基準認証政策課課長補佐の西田英範氏(39)の擁立方針を決めた。党本部は月内にも公認する。
県連は広島市内で幹部会合を開き、複数候補の中から選定した。県連会長の宮沢洋一参院議員は記者団に「政策通で、若く吸収する力がある」と選定理由を述べた。買収事件の影響を踏まえ「大変厳しい選挙戦を覚悟している」とも語った。
西田氏は同市出身で、2005年に経産省に入省した。公明党は独自候補を擁立せず、西田氏を支援する方向だ。
野党も候補者選びを進めている。立憲民主党は県連が月内にも選定する意向だ。れいわ新選組は公募を始めている。
無断転載・複製を禁じます