[注目区を行く・北海道]同じ党内、票の奪い合い…「票割り」不徹底で支持者困惑

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 投開票日(7月10日)に向けて、激戦が続く現場を追った。

北海道選挙区で自民党の船橋利実氏が初当選

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 札幌市から東へ約300キロ。太平洋からの海風が吹く北海道 厚岸あっけし 町で26日午後、漁師ら約80人を前に自民現職の長谷川岳(51)は危機感をあらわにした。

 「厳しい戦いです。剥がされ、剥がされ、剥がされる陣営でございます」

 参院選の北海道選挙区(改選定数3)に立候補した長谷川は、道内179市町村の約9割に後援組織を張り巡らせ、3選を目指す。引き剥がしを警戒する相手は、同じく自民から出馬した新人、船橋利実(61)だ。

 自民は6年前の参院選でも2人を擁立したが、自民票の約6割を得た長谷川だけが議席を得た。今回、自民執行部は業界団体票の一部を船橋に割り振ることで、2人当選を狙う。

 元首相の安倍晋三(67)が率いる安倍派に所属する長谷川は、執行部の方針に反発する。麻生派が推す船橋は、副総裁の麻生太郎(81)を応援に招いて集票に余念がない。両陣営は、対立の火種を抱えながらしのぎを削る。

 立憲民主党も2人当選を目標に現職の徳永エリ(60)と新人の石川知裕(49)を公認した。自民同様、票の割り振りが課題となる。

 誤算は、当初支援を見込んだ国民民主党が新人の臼木秀剛(41)を擁立したことだ。政権批判の受け皿が分散することになり、徳永陣営は「バラバラになってしまった」と嘆く。

 「2議席確保」を巡って、同一政党内での票の奪い合いが過熱している。

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