参院選 千葉選挙区の中盤情勢
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猪口と小西が先行
猪口と小西が先行し、残る1議席を巡って臼井と佐野が激しくしのぎを削っている。2016年参院選でトップ当選した猪口は、県内全域での高い知名度を生かし、街頭演説をこまめにこなす。自民支持層の約4割を固めた。元少子化相として子育て支援に取り組んだ実績をアピールし、浮動票の取り込みを狙う。
小西は立民支持層の8割強を固め、無党派層の2割弱を取り込んだ。物価高について岸田首相の責任を追及し、内閣不支持層から3割弱の支持を集める。
臼井は父の日出男・元防衛長官の地盤だった千葉市を中心に組織固めに力を入れ、都市部で約3割の支持を固めた。党幹部らが相次ぎ応援に入り、自民支持層を4割弱まとめた。
佐野は維新支持層の6割弱を固めた。1割弱の支持にとどまる無党派層の取り込みを目指すが、知名度不足が課題だ。
斉藤と礒部は支持層以外への広がりを欠き、苦戦している。